生活習慣病〜大腸がんの原因と予防、症状

大腸がんになる人は近年増加傾向にあります。大腸がんで最も多いがんは「直腸がん」で、40%を占めます。

大腸がんの症状がでるのは、ある程度症状が進んだときです。定期的に検査をするしかありません。また、最近大腸がんの原因には遺伝的要素があることが分ってきました。家族や親類に大腸がんを患っている人がいたら注意が必要です。

大腸がんの原因と予防

大腸がんの人が増加する原因に、日本人の食生活の変化があります。食生活の欧米化により、肉類、バターなどの動物性脂肪を好むようになりました。動物性脂肪は大腸がん発生に関係し、欧米に大腸がんの人が多いことがわかっています。

また、ベータカロチン、ビタミンCなどを多く含む緑黄色野菜を好んで食べる人に、大腸がんが少ないこともわかってきました。食物繊維を多く採ることも大腸がん予防に効果的です。魚類、鶏肉類も発症のリスクを下げます。

大腸がんを予防するには、米を主食に、野菜や魚のおかずといった和食中心の食生活をおくることが大切なのです。

大腸がん発症には遺伝的要素が関係します。近年、家族性大腸線腫症による大腸がん、遺伝性非ポリポーシスがんが、遺伝性だということが分りました。家族や親類に大腸がんの人がいたら要注意です。40歳を過ぎたら、3年に1回は検査を受けましょう。

大腸がんの症状

大腸がんの症状で最も多くみられるのが、血便です。痔による出血は、真っ赤な鮮血ですが、大腸がんの出血は肛門に近いほど赤味がかって、肛門から遠い部分ほど黒くなります。便に血や粘液が混じっていたら、注意が必要です。また、便秘と下痢を繰り返すときも注意してください。