生活習慣病〜皮膚がんの原因と予防、症状

皮膚がんは、顔、頸部、手部、腕など日光露出部皮膚に最も多く発生しますが、体のあらゆる場所に発生します。皮膚の組織を構成する細胞ががん化した悪性の腫瘍の総称を皮膚がんと呼びます。

皮膚は真皮と表皮から成り、その下に皮下組織が存在します。表皮は角質層、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、基底層(きていそう)の層に分かれます。皮膚がんの種類は多く、どの組織の細胞から発生したかで分けられます。

皮膚がんは皮膚に現れるがんなので、早期発見・早期治療が十分できます。加齢によって発生しやすいので、高齢化社会に伴い、患者数は増加しています。

皮膚がんの原因と予防

  • 顔に治りにくい、いぼなどのできものはありませんか?
  • ほくろやシミの色が変化したり、大きくなっていませんか?
  • 手や足に黒いあざのようなものができていませんか?
  • ほくろやできものが新しくできていませんか?

これらの症状がみられた場合、皮膚科を受診するべきです。

オゾン層の破壊による有害な紫外線の増加、皮膚がん予防には日焼けしないように気をつけることです。日焼け止めを塗ったり、日焼けによる皮膚のダメージを回復するビタミンCを摂取しましょう。

皮膚がんの症状

悪性黒色腫
足の裏や手にできやすいといわれています。ほくろのがんで、黒い色をしています。ほくろが大きくなってきたり、形がくずれたりしたら注意が必要です。また、顔など紫外線の当たりやすい部位のしみが濃くなったり、ふくらんだり、しこりのように変化した場合も皮膚がんのおそれがあります。

有棘(ゆうきょく)細胞がん
表皮の中間の有棘層を構成する細胞から発生するがんです。加齢とともに増加し、70歳以上の人が60%を占めています。紫外線が原因ですが、やけどや外傷の跡や、放射線療法後におこる慢性放射線皮膚炎など、表皮の変化によっておきるがんです。

基底細胞がん
表皮の最下層である基底層や毛包などを構成する細胞が悪性化したもので、日本人に最も多い皮膚がんです。この皮膚がんは80%以上、紫外線に当たる部分の顔や頭に発生します。紫外線との関与が深く、高齢者になるにしたがって発生頻度が高くなります。