生活習慣病〜膵臓(すい臓)がんの原因と予防、症状
すい臓がんの年間死亡者数は16000人以上で、発生率は増加しています。特に60歳以上のすい臓がん死亡率の上昇割合は高くなっています。
すい臓がんには、外分泌系のすい管がん、線房細胞がん、内分泌系の島細胞がんがあります。すい管がんはすい管上皮から発生し、さらに管状線がん、乳頭線がんに分けられます。すい臓がんは症状が現れにくいので早期発見が困難でしたが、画像診断などの技術の発達で早期発見例も増加しています。

すい臓は、胃の裏側に位置し、全長18cm、幅3〜6cm、厚さ1〜3cmの横長の臓器です。すい臓の働きには「外分泌機能」と「内分泌機能」の2つがあります。
外分泌機能は消化酵素を大量に含む膵液といわれる消化液を産出して十二指腸に送ります。これらの消化液が食物を分解してエネルギーを作り出すのです。
内分泌機能は、血糖を下げるインスリンや血糖を上げるグルカゴンなどのホルモンを産出して、これらが血液中に分泌されることで、血糖値を調節する機能です。
すい臓がんの原因と予防
すい臓がんの原因としては、喫煙、肉類を好む、コーヒーがあげられます。
また、すい臓がんの予後は良くないので、早期発見することが重要になってきます。当然、発見されたがんが小さいほど切除率は高くなってきます。
胃や十二指腸の病気でも、すい臓も調べておくことをおすすめします。
すい臓がんの症状
すい臓がんには特有の症状はありませんので、見過ごされやすい病気です。すい臓がんが発生した部位によって、膵頭がん、膵尾部がん、膵体部がん、などに分かれますが、大半は膵頭がんです。
すい臓がん初期症状
- 食欲不振
- だるい
- 体重の減少
十二指腸に近い膵臓の部分の膵頭部のがんでは黄疸がみられることがあります。黄疸が無いすい臓がんには、みぞおちや背中の痛み、吐き気・嘔吐、食欲不振などの症状が出現します。これらの症状は胃や十二指腸の病気の症状に通ずるものがあるので、すい臓がんを見過ごしやすい原因のひとつでもあります。
進行したすい臓がんの症状
- 腹部上部の痛み、背中の激しい痛み
- 体重減少
- 黄疸
膵頭部にがんができた場合の初期症状
- みぞおちのあたりの上腹部の痛み
- 食欲減退
- 黄疸が出ることもある
膵頭部にがんができた場合の進行した症状
- はっきりと黄疸が出る
- 激しい腹痛、背中や腰の痛み
- 体重減少
膵臓の尾部にがんが発生した場合の症状
- 食欲不振
- 腹痛
また、突然糖尿病になったり、糖尿病が急に悪化した場合にもすい臓がんを疑ってください。すい臓は血糖値を調整するホルモンを産出する器官なので、すい臓が悪くなって血糖値の調整ができなくなると、糖尿病になったり更に病状が悪化します。
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