生活習慣病の検診ガイド

生活習慣を改善しても、過去の乱れた生活習慣によって生活習慣病が発症している可能性があります。発病率が低くなっても、生活習慣病が進行しているおそれがあります。

例えば、初期のがん高血圧症糖尿病高脂血症は症状が無いまま進行します。症状が現れてからでは手遅れなのです。ですから、定期的に健康診断を受診して、異常があるかないか確かめる必要があります。

生活習慣病の健診は、各自治体や企業の定期健診・生活習慣病健診、医療機関でできる総合的な健診、人間ドックで受診できます。

うつ病、うつ状態、神経症治療のために〜医療機関を探す

うつ病や神経症、心身症ではないかと思ったり、症状が出たり、治療を受けたいときに受診する診療科は「精神科」になります。医療機関によっては「神経科」「精神神経科」「神経精神科」といった名称になるところもありますが、これらも「精神科」になります。総合病院や大学病院の「精神科」やメンタルヘルスセンター、メンタルケアセンター、個人病院や診療所、クリニックと、さまざまな医療機関があります。

心療内科」は内科であって、精神科ではありませんので、重度の精神障害の治療は行いません。ストレスによる胃潰瘍など、心理的要因が原因となる内科の病気を診察します。

患者が子供の場合は「児童精神科」や「小児精神科」になります。これらの名称は厚生労働省に正式に認知されていなく、これらの科はほとんど無いのですが、子供の精神障害の診療を行う科がある医療機関や、一般の精神科でも子供の治療に力を入れているところがあります。子供は心身ともに成長過程にあり、いろんな要因が関係しています。

どこの医療機関に行けばいいのか分らない

最初はどこの精神科に行けばいいのか分らない、また精神科に行くことに抵抗がある場合は、かかりつけの医師や公的機関の窓口に相談しましょう。公的機関では「心の病気」をケアするための相談窓口を設けたり、電話や面談の無料相談も行っています。

かかりつけの医師、または職場の産業医に相談する
かかりつけの医師に相談して、医療機関や精神科医を紹介してもらいましょう。普段から受診している医師なら相談もしやすいはずですし、医師も相談に乗ってくれるはずです。
また、会社勤めしている人は職場の産業医や産業カウンセラーに相談するのも一つの方法です。

公的機関
保健専門的なサービスを行い、専門スタッフが揃っています。内容は地域によって異なるので、各自治体に問い合わせましょう。センター、保健所、精神保健福祉センター

各種医療機関

総合病院、大学病院の精神科やメンタルヘルスセンター、メンタルケアセンター
設備が充実していて、専門スタッフがいる。他の診療科があるので精神的病以外の病気がある場合は連携して治療ができます。外来患者数が多いので、個別にじっくり治療を行うことが難しい、診療時間が午前中だけなど、の都合のよくない面もあります。

個人病院・診療所、精神病院
診療時間や曜日が幅広いので、通院しやすい。治療が長期になる場合でも、同じ主治医に診てみらえる。

がん検診

がん検診にはそれぞれの器官の各検査があります。

  • 胃…バリウムを飲んで撮影するX線撮影
  • 肺…胸部X線撮影、痰の細胞を調べる
  • 大腸…便潜血反応
  • 乳房、子宮

基本健診

  • 問診…健康状態、生活習慣、過去の病歴、血縁者に生活習慣病の人がいるかなど
  • 身体測定
  • 尿検査
  • 血液検査
  • 心電図検査
  • 眼底検査

人間ドック

人間ドックでは、体の健康状態を総合的に検査します。検査項目は60項目以上におよび、定期健診よりも詳しく広範囲な診断ができます。

40歳を過ぎたら、年に一度は定期的に人間ドックを受診しましょう。全国各地の医療機関で人間ドックは開設されています。医療機関によってコースや検査項目、受診費用は異なります。

人間ドックの検査項目には、以下のようなものがあります。

  • 問診…生活習慣、嗜好品、過去の病歴、ストレスチェック、血縁者の生活習慣病者の有無
  • 身体測定…身長、体重、肥満度
  • 血液検査…肝臓、賢蔵、心臓、すい臓、糖尿病、高脂血症、動脈硬化、血液の病気など
  • 尿検査…糖尿病、賢蔵病、肝臓病など
  • 便検査…大腸がんなど
  • 血圧測定…高血圧症
  • 胸部X線検査…肺がん、気管支系
  • 消化管X線検査…食道、胃、十二指腸、潰瘍、ポリープ、がん
  • 超音波検査…肝臓、すい臓、胆道、賢蔵など
  • 眼圧・眼底検査…緑内障、目の病気、高血圧症、動脈硬化、糖尿病
  • 心電図検査…不整脈、心肥大、狭心症
  • 呼吸機能検査…肺活量、肺気腫など
  • 聴力検査…難聴など
  • 婦人科検査…子宮がん、子宮筋腫など

脳ドック

脳ドックは全国的に普及してきました。人間ドックで行わない脳の検査をすることで、脳血管疾患や脳腫瘍など、脳の病気を見つけ、発症を防ぐことができます。