生活習慣病〜狭心症の原因と予防、症状

狭心症は、動脈硬化によって冠状動脈の血管が狭くなり、心臓への血液の流れが一時滞り、心臓へ栄養や酸素の需要を満たすことが出来なくなって起こります。原因の多くが動脈硬化です。

狭心症の原因と予防、症状〜冠動脈図解

狭心症には「労作性狭心症」と「安静狭心症」があります。

狭心症の原因と予防

労作性狭心症
労作性狭心症は、何かの動作・作業をしたときに起こります。動作によって心筋が多くの酸素を必要しても、冠動脈の血流不足・途絶えによって心筋への血流が増加できない状態です。

例えば走ったり、食べ過ぎたり、階段の昇り降り、入浴、飲酒、排便などの酸素が多く必要な動作です。普通に歩いているときは大丈夫なのですが、急いで歩くと心筋の酸素消費量が増すので、労作性狭心症が発生します。
また、ストレスも大きな原因となります。暖かい場所から寒い場所に移動したときにも起こります。

安静狭心症
安静にしていて、多くの酸素必要としない身体的な負担が無いのに起きる狭心症で、血管が収縮する(れん縮と呼ぶ)ことで心筋に虚血を起こす状態です。発作は夜間から早朝、就寝中に起こります。

虚血性心疾患、狭心症の大きな原因は動脈硬化です。
動脈硬化を促進するものとして、血液中のコレステロール中性脂肪などの血液中の脂肪値が高いこと(高脂血症:血清コレステロール値220mg/dl以上、空腹時中性脂肪150mg/dl以上)、善玉コレステロール(HDLコレステロール)の低下、喫煙、高血圧、糖尿病、肥満などがあります。

生活習慣病〜狭心症の原因と予防、症状

狭心症を予防するために

  • 動物性脂肪を控え、カロリーオーバーしない食事
  • ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、EPA・DHAを多く摂取する。生野菜、背の青い魚、大豆、豆腐など
  • 塩分を控える
  • 禁煙する、タバコ本数を減らす
  • アルコールを飲みすぎない
  • 適度な運動
  • 睡眠を十分にとり、ストレスをためない
  • 急激な温度変化に気をつける

狭心症の症状

発作的に狭心痛という胸部の痛みが起こります。胸部中央、胸部左側、左肩から左腕、あご、背中、のどに重いものをのせられたような圧迫感、締め付けられるような痛みを感じます。

狭心症の発作が何度も起こる人は、心筋梗塞に移行する危険があります。