生活習慣病〜くも膜下出血の原因と予防、症状

脳は軟膜、くも膜、硬膜の3層で保護されています。軟膜とくも膜の間をくも膜下腔といいます。くも膜下出血は、脳動脈にできたこぶが破裂して、くも膜下腔に出血することで起こります。くも膜下出血の75〜90%は、脳動脈瘤の破裂が原因です。

くも膜下出血の死亡率は高く、突然死を招くことが多く、働き盛りの人に突然起こります。脳卒中による死亡者全体に占めるくも膜下出血患者の数は、増加しています。しかし、軽い症状で、早期に適切な治療を行えば、後遺症も無く回復できます。

くも膜下出血の原因と予防

くも膜下出血の大部分の原因は、脳動脈の一部がふくらんでできた動脈瘤(どうみゃくりゅう)の破裂によるものです。高血圧,喫煙,過度の飲酒は動脈瘤破裂の可能性を数倍高くするという報告もあります.

くも膜下出血の症状

  • 頭をハンマーで殴られたような突然の激しい頭痛
  • 吐き気、嘔吐
  • 意識障害。一時的なもので、数分〜1,2時間で回復するが、重症の場合昏睡状態に陥り、そのまま死亡することもあります
  • 首筋がこわばる。発作後に前屈ができなくなる、痛み

発作による出血の量が少ない場合は意識障害を起こしても、回復することがあります。激しい頭痛や嘔吐、吐き気、が何日も続いたり、首筋がこわばってくるなど、くも膜下出血と思われる症状が現れたら、早めに専門医を受診するようにしましょう。